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- 北辰テストのリスニングでは、英文を聞く前に設問や選択肢を確認することが大切
- イラスト問題を解き終えたあとのスキマ時間も、後半の先読みに活用できる
- 先読みでは英文をすべて訳さず、聞き取るべき情報を絞り込む
- 普段の演習から先読みを練習しておくと、本番でも落ち着いて取り組める
北辰テストの英語で、意外と差がつくのがリスニングです。
「英語が速くて聞き取れなかった」「英文は聞こえたのに、何を質問されていたのかわからなかった」という経験はありませんか?
もちろん、リスニングの点数を上げるには、英語を聞き取る力を鍛えることが基本です。
ただ、実はそれだけではありません。
英文が流れる前に設問や選択肢を確認しておくだけでも、聞くときに意識するポイントが変わります。
特に注目したいのが、イラスト問題などで生まれるちょっとしたスキマ時間です。
目の前の問題を解き終えたら、次の問題だけでなく、後半の会話文や設問にも目を通しておく。これが今回紹介するテクニックです。
この記事では、北辰テストのリスニングで先読みを活用する方法と、聞き取った英語を得点につなげるコツを紹介します。
北辰テストのリスニングは英語を聞くだけではもったいない!
北辰テストの英語では、リスニングが大問1に出題されています。
近年の問題では、イラストや図を見て答える問題、場面に合った応答を選ぶ問題、まとまった話や会話を聞いて答える問題などが出題されています。
例えば、2026年度の問題を含む過去問の分析では、リスニングは28点分を占めています。
英語全体の中でも、決して小さくない配点です。
ここで意識してほしいのが、リスニングは音声が流れている時間だけが勝負ではないということです。
音声が流れる前に設問を確認できれば、どの情報に注目して聞くべきかを考えられます。
例えば、選択肢に曜日が並んでいれば曜日、時刻が並んでいれば時刻に注意して聞く準備ができます。
何も準備せずに聞き始める場合と比べて、答えに必要な情報を意識しやすくなります。
リスニング中に余裕ができたら、後半の設問や選択肢を先に確認しておくことです。英文を聞く前に、何を聞き取るべきか整理しておきましょう。
リスニングで点数を落とす子どもは何につまずいている?
リスニングで点数が取れないと、「英語が聞き取れないからだ」と考えがちです。
もちろん、単語や英文を聞き取る力は必要です。
しかし、英語がある程度聞き取れていても、設問への対応で失点しているケースがあります。
英文は聞こえたのに質問がわからない
例えば、会話の中で月曜日と水曜日の両方が登場したとします。
ところが、設問で聞かれているのは「最終的に何曜日に行くことになったか」という内容だったとします。
月曜日という単語が聞こえただけで答えを選んでしまうと、間違えることがあります。
リスニングでは、単語を聞き取るだけでなく、何について質問されているのかを理解することが大切です。
選択肢を読んでいるうちに次の英文が始まる
英文を聞き終えてから、初めて選択肢を読み始める子どももいます。
短い選択肢であれば対応できますが、英文の選択肢が並んでいると、読むだけでも時間がかかります。
その間に次の放送が始まってしまうと、次の問題への準備ができません。
こうした状況を減らすためにも、設問や選択肢の先読みを練習しておきましょう。
リスニングの先読みって何?どんな効果がある?
先読みとは、英文が放送される前に、問題用紙に書かれている設問や選択肢を確認しておくことです。
例えば、次のような選択肢があったとします。
| 選択肢 | 英文 |
|---|---|
| A | On Monday. |
| B | On Tuesday. |
| C | On Wednesday. |
| D | On Friday. |
この選択肢を見れば、曜日に関する情報が答えに関係すると予想できます。
そのため、英文を聞くときには曜日が登場する場面に注意を向けられます。
ただし、曜日が聞こえた瞬間に答えを決めてはいけません。
会話の途中で予定が変わることもありますし、複数の曜日が登場することもあります。
先読みは、答えを決めるためではなく、何を聞くべきか準備するためのものです。
イラスト問題のスキマ時間をどう使う?
ここからが、今回いちばん伝えたいポイントです。
北辰テストのリスニングでは、近年、前半にイラストなどを使った選択問題が出題されています。
こうした問題は、選択肢の違いを比較しやすく、音声を聞いて比較的早く答えを決められることがあります。
そのとき、残った時間をただ待っているのはもったいないです。
目の前の問題の答えが確定し、次の放送まで余裕があれば、後半の設問や選択肢を確認しておきましょう。
音声を聞き、選択肢を比較して答えを決める。
聞き直す必要がないか確認し、解答欄の記入やマークを済ませる。
余った時間で、後半の話や会話に関する設問・選択肢に目を通す。
放送が始まったら先読みをやめ、今の問題に意識を戻す。
この流れを普段の演習から練習しておくことが大切です。
なお、実際に使える時間は受験回の放送構成によって異なります。必ず後半まで先読みできるとは限りません。
先に確認しておきたい問題はどれ?
優先したいのは、後半にある、まとまった話や会話を聞いて答える問題です。
特に、問題用紙に英語の選択肢が書かれている場合は、先に確認しておく価値があります。
例えば、次のような情報です。
| 選択肢の特徴 | 聞くときに注目する情報 |
|---|---|
| 曜日や日付が違う | いつ行うのか、予定が変更されていないか |
| 人数や金額が違う | 数字と、その数字が何を表しているか |
| 場所が違う | どこで行うのか、どこへ行くのか |
| 行動が違う | 誰が何をするのか、最終的に何を決めたのか |
| 感想や意見が違う | 話し手がどう感じたのか、何を伝えたいのか |
選択肢の違いを見つけるだけでも、聞くときの意識が変わります。
後半の設問から何を聞き取るべきか予想する
例えば、次のような設問が印刷されていたとします。
What will Ken do next Sunday?
ケンは次の日曜日に何をする予定ですか?
この設問を先に読んでおけば、「ケン」「次の日曜日」「何をするか」に注意して聞く準備ができます。
会話のすべての単語を覚えようとする必要はありません。
また、What、When、Where、Who、Why、Howといった疑問詞にも注目しましょう。
何を聞かれる問題なのかを把握できれば、聞き取るべき情報を絞り込みやすくなります。
英文を頭の中で日本語に整理しておく
先読みでは、英文を一語ずつ丁寧に日本語訳する必要はありません。
例えば、先ほどの設問なら「ケン・日曜日・何する?」くらいに整理できれば十分です。
時間をかけて完璧な日本語に直そうとすると、かえって次の放送に間に合わなくなります。
先読みの目的は英文を翻訳することではなく、聞く準備をすることです。
短い時間で必要な情報をつかむ練習をしましょう。
会話文は全部聞き取れなくても正解できる?
リスニングでは、すべての単語を聞き取れなくても、正解できる問題があります。
例えば、次のような会話を考えてみましょう。
A:Let’s meet at three.
B:I have a piano lesson until three.
A:OK. How about four?
最初に「three」が聞こえたとしても、待ち合わせ時刻は最終的に4時へ変更されています。
この問題で大切なのは、聞こえた数字をそのまま答えにするのではなく、会話の流れを理解することです。
特に、but、so、because、insteadなどの言葉や、提案・変更を表す表現には注意しましょう。
ただし、「全部聞き取らなくていい」という意味ではありません。
英語を聞き取る力を伸ばすことは、もちろん必要です。
そのうえで、先読みを活用して、正解に必要な情報を聞き逃さないようにすることが大切です。
先読みするときにやってはいけないこと
先読みは便利なテクニックですが、使い方を間違えると逆効果になります。
- 今の問題が終わっていないのに、後半の問題を読み始める
- 選択肢をすべて日本語に訳そうとして時間を使いすぎる
- 先読みした内容だけで答えを決めつける
最優先するのは、今解いている問題です。
先読みをしようとして目の前の問題を聞き逃してしまっては意味がありません。
また、先読みで予想した内容と違う英文が流れることもあります。
あくまで予想は予想です。実際の放送内容をしっかり確認してから解答しましょう。
先読みは、時間に余裕があるときに使うテクニックだと覚えておいてください。
普段のリスニング練習から先読みを取り入れよう
先読みは、試験本番でいきなり使おうとしてもうまくいきません。
普段の演習から、先読みを含めた解き方を練習しておきましょう。
おすすめは、北辰テストの過去問や、同じような形式のリスニング問題を使うことです。
- ① 放送前:設問と選択肢を確認し、聞くべき情報を予想する
- ② 放送中:今の問題に集中して英文を聞く
- ③ 解答後:余裕があれば後半の設問を先読みする
- ④ 採点後:聞き取れなかった部分と、設問を読み違えた部分を分けて確認する
- ⑤ 復習:音声を聞き直し、必要に応じて英文を見ながら確認する
北辰テストの公式サイトでは、受験した回のリスニング音声をダウンロードして復習できます。
音声はテスト実施日の翌営業日から公開され、ダウンロードには「解答・解説」に記載されたパスワードが必要です。
間違えた問題は、単にもう一度聞くだけで終わらせないようにしましょう。
「英語が聞き取れなかったのか」「聞こえていたのに設問に答えられなかったのか」を分けて考えることが大切です。
後者の場合は、先読みや選択肢の比較を練習することで改善できる部分があります。
また、普段の練習では英文を見ながら音声を聞き直し、聞き取れなかった単語や表現も確認しましょう。
先読みだけに頼らず、英語そのものを聞き取る力も伸ばしていくことが大切です。
まとめ:聞く前の準備でリスニングの得点を変えよう
北辰テストのリスニングで点数を上げるには、英語を聞き取る力を鍛えることが基本です。
ただし、それと同じくらい、聞き取った情報を正しく解答につなげることも大切です。
特に、イラスト問題を解き終えたあとなどに余裕があれば、後半の設問や選択肢を先に確認してみましょう。
何を聞き取るべきかがわかっていれば、英文を聞くときの意識も変わります。
最初からすべての問題を先読みする必要はありません。
まずは次の北辰テストに向けて、普段のリスニング練習で一つでも先読みする習慣をつけてみてください。
そして、英語を聞き取る練習と、設問に正しく答える練習の両方を続けていきましょう。
聞く前の準備を味方につけて、北辰テストのリスニングで取れる点数をしっかり取り切りましょう!



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