埼玉県入試|苦手科目の克服、原因を分析して夏休みに何とかする方法

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特定の教科だけがどうしても苦手なまま、夏休みを迎えてしまった。そんな状況に焦りを感じていませんか。EduK編集長です。結論から言うと、まだ十分に間に合います。ただし、克服という言葉を「100点を取れるようにする」と捉えてしまうと、遠回りになってしまいます。この記事では、苦手科目を効率よく立て直すための考え方と、具体的な進め方をお伝えします。

この記事のポイント

  • 苦手科目の克服は、100点を目指すことではない
  • 教科全体を苦手だと感じていても、実際はその中の一部が原因のことが多い
  • 苦手科目の中に得意な部分を作れると、点数は安定していく

「苦手科目の克服」は100点を取ることではない

苦手科目について相談を受けるとき、多くの保護者の方が「克服させたい」とおっしゃいます。ただ、その言葉の裏に「得意科目と同じくらい取れるようにしたい」という期待が隠れていることが多く、これが焦りの原因になっているというのが現場での実感です。

苦手科目の克服とは、100点を取れるようにすることではありません。入試本番で大きく失点しない状態まで引き上げること、これで十分です。この前提を持てるかどうかで、残り期間の使い方や子どもへの声かけの仕方も大きく変わってきます。

 

埼玉県入試の配点構造から見る、苦手科目との向き合い方

埼玉県公立高校入試は5教科の合計点で合否が判断される仕組みになっています。詳細な配点や採点基準については、埼玉県教育委員会が公表している入学者選抜資料で必ずご確認いただきたいのですが、一つの教科で満点を取ることよりも、5教科全体で大きな失点を作らないことの方が、合計点への影響は大きいというのが指導現場での実感です。

つまり、苦手科目を得意科目のレベルまで引き上げる必要はなく、致命的な失点を防げる状態まで持っていければ、それだけで合計点は大きく安定します。この視点を持つことで、限られた夏休みの時間をどこに使うべきかが見えやすくなります。

 

プロが教える、苦手科目を細分化して克服するステップ

まず苦手科目を単元・分野レベルまで分解する

苦手科目という大きな括りのまま勉強を始めてしまうと、どこから手をつければいいのか分からず、非効率になりがちです。まずは教科を細かく分解してみてください。国語であれば、漢字、語彙、古文、漢文、小説、随筆というように分野を分けます。数学であれば、図形、関数、確率といった単元ごとに分けて考えてください。

「なんとなく苦手」で漠然と勉強するのが一番もったいない

社会が苦手だからという理由で、たまたま開いたページの縄文時代ばかり繰り返し勉強している、というケースを実はよく見かけます。教科全体が苦手に見えていても、実際にはその中の一部の分野が全体の足を引っ張っていることがほとんどです。分解せずに漠然と勉強してしまうと、本当に対策すべき部分に時間が使えず、労力に見合った成果につながりにくくなります。

知識不足型・理解不足型・演習不足型で原因を見極める

分野ごとに分解できたら、それぞれの分野でつまずいている原因を見極めてください。用語や公式そのものを覚えていない知識不足型、覚えてはいるが使い方が分かっていない理解不足型、理解はできているが問題を解く回数が足りていない演習不足型のいずれに当てはまるかで、必要な対策は変わってきます。

苦手分野を分解してノートに整理している中学生の様子

苦手科目の中にも「得意な部分」を作ることを目指す

苦手科目のすべての分野を平均的に引き上げようとするより、分野ごとに得意・不得意を分けて考え、その中でも得意と言える部分を一つでも作ることを目指してください。苦手科目の中に得意な分野ができると、テストの中でその部分を確実に得点源にできるようになり、点数全体が安定しやすくなります。

過去問と北辰テストを使って自分を知る

どの分野が弱いのか、なんとなくの感覚だけで判断するのはおすすめしません。志望校の過去問や北辰テストを活用し、分野ごとの正答率を客観的に確認することで、対策すべき優先順位がより明確になります。自分の現在地を知ることが、効率よく苦手を克服するための出発点になります。

 

まとめ

苦手科目の克服は、まだ十分に間に合います。ただし、100点を目指す必要はなく、まずは教科を分野ごとに分解し、本当に足を引っ張っている部分を見極めることから始めてください。

知識不足、理解不足、演習不足のどれに当てはまるかを見極め、苦手科目の中にも得意と言える部分を一つ作ることができれば、点数は安定していきます。過去問や北辰テストを活用しながら、自分の現在地を正しく知ることから始めていきましょう。

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