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語呂合わせも暗記カードも試させたのに、社会や理科の用語がなかなか定着しない。定番の方法はもう試し尽くした、と感じていませんか。EduK編集長です。実は暗記カードのようにインプット中心で進めるやり方は、あまり効率がよくありません。大事なのは、問題を解いて答えるというアウトプット中心の暗記です。この記事では、覚えられない子に効く、答えることを軸にした暗記のコツをお伝えします。
この記事のポイント
- 暗記カードのようなインプット中心の暗記より、問題演習によるアウトプットが効率的
- 覚えられたものは飛ばし、覚えられないものだけにチェックをつけて絞り込む
- 「覚えよう」ではなく「答えよう」という意識で取り組むことが定着の鍵
「暗記が苦手」の正体は、覚え方のミスマッチ
暗記カードや語呂合わせを試させても、なかなか用語が定着しないというご相談を、これまで数多く受けてきました。ですが、多くの場合、これは暗記の才能がないわけではなく、覚え方そのものが子どもに合っていないだけです。
暗記カードは、めくりながら意味を確認していくという性質上、どうしてもインプット中心の作業になりがちです。読んで、なんとなく分かった気になって次に進む。この繰り返しでは、実際にテストで答えられる状態まではなかなか到達しません。
埼玉県入試を見据えた、暗記に求められるスピード感
埼玉県公立高校入試の社会や理科では、限られた試験時間の中で、覚えた知識をすぐに引き出せるかどうかが得点力に直結します。時間をかければ思い出せる、という状態では、本番の試験形式では十分に力を発揮できません。
だからこそ、暗記の練習段階から、覚えた知識を瞬時に引き出す訓練をしておくことが重要です。インプットして終わりではなく、アウトプットまでをセットにした暗記の習慣が必要になります。
家庭でできる、アウトプット中心の暗記法

暗記カードよりまず問題を解く
用語を覚える際は、暗記カードをめくって確認するより先に、問題集の一問一答形式の問題を解いてみることをおすすめします。問題を解くという行為そのものが、すでにアウトプットの訓練になっています。
インプットは一瞬、すぐアウトプットへ
用語の意味を確認するインプットの時間は、できるだけ短く済ませてください。確認したら、すぐに問題を解いて答える形でアウトプットに移ります。どうせ人は忘れていくものなので、忘れたタイミングでまたアウトプットする、という繰り返しの中で、少しずつ記憶が定着していきます。
覚えられなかったものだけにチェックをつける
闇雲にすべての用語を同じように繰り返すのは非効率です。一度で余裕をもって答えられた用語は、それ以上時間をかける必要はありません。覚えられなかった用語にだけチェックをつけ、そこを重点的に繰り返すようにすることで、限られた時間で効率よく暗記を進められます。自分でテストしながら、覚えられているかどうかを考えて選別できるかどうかが、暗記の効率を左右する鍵になります。
「覚えよう」ではなく「答えよう」という意識に変える
暗記に取り組む際、「覚えよう覚えよう」という意識で進めるより、「答えよう答えよう」という意識で問題に向き合う方が、結果的に定着しやすくなります。覚えることを目的にするのではなく、答えることを目的にすることで、自然とアウトプット中心の学習に切り替わっていきます。
受験のプロならこう声をかける
暗記カードを黙々とめくっている子どもに対して、受験のプロであれば「それ、答え見ないで言える?」と声をかけます。眺めて確認するだけの時間を減らし、実際に答えを引き出す練習に切り替えさせるための一言です。
また、暗記が終わったタイミングでは「今日答えられなかったのはどれ?」と聞きます。覚えられたものより、覚えられなかったものに焦点を当てることで、次に何を優先して繰り返すべきかを子ども自身が意識できるようになります。
まとめ
暗記が苦手なのは、才能の問題ではなく、覚え方がインプット中心になってしまっていることが原因であるケースがほとんどです。暗記カードで眺めるより先に、問題を解いてすぐに答えるアウトプット中心の練習に切り替えてください。
覚えられたものは飛ばし、覚えられないものだけにチェックをつけて繰り返す。そして「覚えよう」ではなく「答えよう」という意識で取り組むことが、限られた時間で暗記を定着させる一番の近道です。



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