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暗記アプリも単語帳も試させたのに、それでも数日でまた忘れてしまう。もう対策は打ち尽くしたと感じていませんか。EduK編集長です。まず大前提として、人は忘れる生き物です。一気に覚えて、思い出した頃にまとめて復習するというやり方は、正直あまり意味がありません。この記事では、忘れる前提で組み立てる暗記サイクルと、テストのやり方そのものの見直し方をお伝えします。
この記事のポイント
- 忘れることを前提に、1週間の中に復習のタイミングを組み込むことが重要
- 単語のテストは、即答できたかどうかで○×の基準を明確にする
- 単語量を広げるより先に「完璧な範囲」を作ることが読解力につながる
忘れることを前提にした計画になっていますか
単語を一気に大量に覚えて、しばらくしてから思い出せなくなったところでまとめて復習する。こうしたやり方をしているご家庭は少なくありませんが、正直に言うと、このやり方ではどれだけ時間をかけても効果は限定的です。
人は覚えたことを時間とともに忘れていくのが自然な仕組みです。この前提を無視して、覚えることだけに時間を使い、復習のタイミングを計画に組み込んでいないと、せっかく覚えた単語もどんどん抜けていってしまいます。まず見直すべきは、覚え方そのものではなく、復習のタイミングを含めた計画の作り方です。
埼玉県入試の長文量を踏まえた、単語習得の極意!
埼玉県公立高校入試の英語は長文の分量が多く、限られた試験時間の中で読み進める力が求められます。この形式で求められるのは、単語を知っているかどうかだけでなく、瞬時に意味を思い出せるかどうかというスピードです。時間をかけて考えればわかる、という状態では、長文の中では実質的に使えない知識のままになってしまいます。
だからこそ、家庭での単語学習も「覚えたかどうか」ではなく「瞬時に答えられるかどうか」を基準にしていく必要があります。
家庭でできる、忘れる前提の暗記サイクルの作り方

1週間の中に復習のタイミングをあらかじめ組み込む
新しい単語を覚えたら、忘れてから復習するのではなく、忘れる前のタイミングで復習を入れるようにしてください。目安として、1週間の学習計画の中に、覚えた単語を見直すタイミングをあらかじめ組み込んでおくことをおすすめします。復習のタイミングまでセットにして初めて、暗記は定着していきます。
品詞ごとに区切って覚える
名詞、動詞、形容詞などをごちゃまぜのまま覚えていくと、単語同士が混同しやすくなります。今週は名詞、来週は動詞というように区切って覚えていくと、長文を読んだときに「これは名詞だから主語や目的語になるはず」というように、文の構造を意識しながら読めるようになっていきます。
○×の基準を「即答できたかどうか」で明確にする
単語帳やテストでチェックをつける際、多くの子どもは時間をかけて思い出せたら○にしてしまいがちです。ですが、これでは本当の意味で定着しているかどうかが分かりません。即答できなかったものは、最終的に正解できたとしても×として扱ってください。細かく分けたい場合は△を使ってもよいですが、基準は「考えて絞り出した単語は、まだ本当には覚えていない」という前提で見ていただければと思います。
時間を測ってテストする、4択形式は避ける
単語のテストをする際は、必ず時間を測ってください。また、4択から答えを選ぶ形式のテストは、ほとんど答えを見ているようなものなので、単語の定着確認としてはあまり意味がありません。一語見て、すぐに意味を口に出せるかという形式でテストすることをおすすめします。
「ここまでは完璧」というラインを先に作る
単語は数を増やすことよりも先に、完璧に即答できる範囲を明確に作ることを優先してください。この範囲がはっきりしていないと、長文を読んでいるときにわからない単語が出てきても、それが覚えきれていない単語なのか、まだ習っていない単語なのか区別がつかなくなります。中途半端に範囲を広げてしまうと、かえって単語に対する解像度が下がってしまうというのが実感です。
受験のプロならこう声をかける
単語テストで間違いが多く落ち込んでいる子どもに対して、受験のプロであれば「今どこまでが完璧に即答できる範囲か」を一緒に確認するところから始めます。間違いの数そのものを責めるのではなく、確実な範囲がどこまで広がったかに焦点を当てて声をかけることで、子どもも自分の成長を実感しやすくなります。
また、復習のタイミングを忘れてしまいがちな子どもには、覚えることそのものより先に「いつ復習するか」を一緒に決めるという声かけを行います。復習のタイミングまでセットで管理することが、暗記を定着させる一番の近道になります。
まとめ
単語をすぐに忘れてしまうのは、覚え方が悪いというより、忘れることを前提にした復習計画になっていないことが原因です。1週間の中に復習のタイミングを組み込み、品詞ごとに区切って覚えることで、記憶の定着と読解力の両方が育っていきます。
テストでは即答できたかどうかを基準に厳しく○×をつけ、4択には頼らず、時間を測って取り組んでください。単語の数を増やすことよりも、完璧な範囲を先に作ることが、結果的に一番の近道になります!



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