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毎日の勉強時間はしっかり確保できているのに、結果が伴わない。時間を管理しているだけに、余計にもどかしく感じていませんか。EduK編集長です。勉強時間は、あくまで一つの指標にすぎません。もちろん、時間を確保できる子が次に目指すべきは、その時間の質を上げることです。この記事では、勉強時間を本番の得点に結びつけるための、質の上げ方をお伝えします。
この記事のポイント
- 勉強時間はあくまで指標であり、量を確保できたら次は質を上げる段階に進む
- 1日の終わりに勉強を100点満点で採点し、残りの点数を言語化する
- 入試は勉強時間の長さではなく、本番の点数で決まる
勉強時間を管理しているのに結果が出ない家庭の共通点
毎日の勉強時間をきちんと記録し、確保できているのに、テストの結果になかなか反映されない。そんなご家庭からのご相談を、これまで多く受けてきました。時間を管理すること自体は決して悪いことではありません。むしろ、まず量を確保できる子は、それだけで十分な土台を持っているというのが現場での実感です。
ただ、量を確保できるようになった子が次に目指すべきなのは、同じ時間でどれだけ多くを吸収できるか、つまり質を上げることです。ここに気づかず、ただ時間を積み重ね続けているだけでは、いずれ伸び悩みが出てきてしまいます。
埼玉県入試は「時間」ではなく「本番の点数」で決まる
当然のことですが、埼玉県公立高校入試の合否は、勉強時間の長さではなく、本番でどれだけ得点できたかによって決まります。10時間勉強したことそのものが評価されるわけではなく、その10時間がどれだけ本番の得点に結びついたかが問われます。
この視点を持てているかどうかで、日々の勉強への取り組み方は大きく変わってきます。時間を確保すること自体を目標にするのではなく、確保した時間をどれだけ得点に変えられたかを意識することが大切です。
家庭でできる、勉強の質を上げるための振り返り法

1日の終わりに今日の勉強を100点満点で採点する
おすすめしたいのが、1日の終わりに、その日の勉強に100点満点で自己採点をする習慣です。余裕があれば、教科ごとに点数をつけてもかまいません。スマホのメモ帳やカレンダーアプリなど、記録が残る場所に書き留めておいてください。
「なぜその点数だったか」を明確にする
例えば70点をつけたとしたら、残りの30点は何だったのかを自分の中で明確にしてください。集中が途切れた時間があったのか、内容の理解が浅かったのか。同時に、なぜ70点をあげられたのかという理由も言葉にしておきます。翌日は、その足りなかった部分を一つでも減らすことを意識すればよいだけです。
10時間で70点なら、7時間で100点を目指す発想
極端な言い方をすれば、10時間勉強して70点の内容であれば、それは7時間で100点の内容をこなすのと変わりません。むしろ、7時間で100点の質を出せるようになれば、残りの3時間には余裕が生まれます。その余裕を使って、後回しにしていた勉強や、やりたいと思っていた対策に手をつけられるようになります。
カレンダーに記録して、昨日より今日、今日より明日
採点した点数をカレンダーに残していくことで、昨日より今日、今日より明日という積み重ねが見える化されます。10時間勉強できたこと自体がすごいのではなく、10時間続けられる体力がすごいのだと捉えてください。そのうえで、その体力をもっと効率よく使えるかどうかが、成績を伸ばす鍵になります。
受験のプロならこう声をかける
勉強時間はしっかり確保できている子どもに対して、受験のプロであれば「今日は何で一点上げられた?」と聞きます。何時間やったかではなく、その日の内容を一点でも良くするために何をしたかに焦点を当てる質問です。
入試は、何時間勉強したかで合否が決まるわけではなく、本番で点数が取れるかどうかで決まります。せっかく勉強時間を確保しているのであれば、その時間が本番の点数につながっているかを、常に一緒に意識してあげてください。
まとめ
勉強時間はあくまで一つの指標であり、量を確保できるようになった子が次に目指すべきは質の向上です。1日の終わりに勉強を100点満点で採点し、なぜその点数だったのかを言語化することで、翌日改善すべき点が見えてきます。
10時間で70点の内容よりも、7時間で100点の内容を目指す発想を持てば、生まれた余裕をさらに得点力に変えていくことができます。時間の長さではなく、本番の点数につながっているかどうかを、日々一緒に意識していきましょう。



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